司法試験の難易度とは?

弁護士になるためには、司法試験に合格することが必要なことは常識でしょう。
そして、この司法試験がかなりの難関だということもご存じだと思います。
では、司法試験の合格率はどれくらいになっているでしょうか?

国家資格は日本には1000以上あるとされています。
この国家試験の合格を難しい順に並べると、司法試験はそのトップクラスになっています。
例えば、だれもが持っている運転免許の学科試験の合格率は70%くらいとされていますので、100名が受験すれば30名が落ちるということです。
この運転免許と同じ位の合格率の資格としては、栄養士、司書などの国家資格になります。

次に難しい国家資格としては、危険物乙種、調理師、衛生管理者といった資格で合格率は30%くらいにまで落ちてきます。
100名が受ければ70名が落ちるということなので、この段階でも十分難しい試験と言えます。
これらの資格に比べてさらに合格率が低い資格には、どのようなものがあるのでしょうか?
例えば通関士の資格は、合格率が10%ほどとされていますので、受験した人の多くは不合格になっています。
意外に感じるかもしれませんが、保育士の資格は合格率が25%ほどなので、難関ともいえるかもしれません。
これらのクラスを難易度Bランクとするなら、Aランクの資格には、一級建築士、医師、気象予報士、測量士、国家公務員といった試験があります。

各資格によって合格率は異なってきますが、一級建築士は18%くらいの合格率、医師国家試験の合格率は90%ほどです。
医師の試験は難しいものの、試験を受けられる段階になっている人であれば、多くの人が合格するという形式になっているものです。
このように難易度が高いものの、合格率が意外と高いという国家資格もあるようです。

では、肝心の司法試験合格率はどうでしょうか?
この資格は難易度から判断すると、先ほどのAランクの国家資格よりもさらに上のSランクと考えることができます。
司法試験の合格率は2015年23%になっています。
この司法試験は5年に3回しか受けられないという制限がありますので、受かる自信のある人が多く受験をするという特別なものです。
実際、ある年では受験の願書を提出したものの、当日試験を受けることをキャンセルした人は3000人もいたとされています。
つまり、自信のある人が受験をしても23%程度の合格率しかないということです。
この司法試験の合格率は、裁判所事務官や公認会計士などと同じレベルの難しさと考えられるでしょう。
弁護士はとても大事な仕事です。